ベンチャー企業が気になる!
就職や転職の際にベンチャー企業で働くという選択肢を考えている人も多いと思います。
特に成長意欲の高い人がベンチャー企業を志望すると思いますが、ベンチャーで働くリスクを抑えておかないと後々後悔することになるので注意が必要です。
そこで今回はベンチャー企業に就職・転職するメリットとデメリットを解説します。
この記事を読んでいただければ、あなたが「ベンチャー企業を目指すべきか」決断できるはずです!
こんな人におすすめ
- ベンチャー企業への就職・転職を検討している
- 大手とベンチャーで悩んでいる
- ベンチャーで働くリスクを把握しておきたい
Contents
ベンチャー企業とは
「ベンチャー企業」という言葉が世間で浸透していますが、具体的にどのような企業のことを指しているのでしょうか。
実はベンチャー企業の具体的な定義はありませんが、以下のような特徴を持つ企業のことを指しています。
- 成長過程にある
- 比較的若い会社
- 独自の技術や製品で新たなビジネスに挑戦している
スタートアップ
ベンチャー企業の中でも新しいビジネスについてより短期間での成長を目指す企業のことを「スタートアップ」と区別することがあります。
ベンチャー企業で働くメリット
ベンチャー起業に就職・転職するメリットを3つ紹介します。
「成長できそう」というイメージだけではなく、具体的なメリットを抑えておきましょう。
会社の経営を学ぶ機会が多い
個人的に一番のメリットだと思うのが、経営者に近い距離で仕事ができるため会社の経営を学ぶ機会があることです。
経営者や役員と顔を合わせる機会も多いので、あなたの意見が会社の大きな判断に反映されるということもあるかもしれません。
大企業だとなかなかできない経験ですね!
個人の裁量が大きい
ベンチャー企業は少数精鋭なので、一人一人の仕事の裁量が大きいです。
新たなことにどんどんチャレンジすることが求められます。
また、大企業の場合だと業務が細分化されているため全体像がわかりにくいです。
しかしベンチャー企業の場合だと、仕事の上流から下流までに関与することができるのはメリットであるとともに大きな成長につながるはずです。
年功序列ではなく成果主義
ベンチャー企業は大企業よりも個人の成果が直接評価に反映される傾向にあります。
そのため、最初は給与が低かったとしても、頑張り次第では短期間で年収アップを狙うこともできます。
圧倒的な成果を出せば20代で役員というのも不可能ではありません。
ベンチャー企業で働くデメリット
次に、ベンチャー企業に就職・転職するデメリットを3つ紹介します。
希望を全て叶えることは難しいと思うので、メリットとデメリットを比較してベンチャー企業を志望するかどうか検討しましょう。
福利厚生は期待できない
ベンチャー企業には若い会社が多いため、福利厚生も整っていないことが多いというのがデメリットの一つです。
特に住宅補助の有無などは収入に大きな影響を与えます。
そのため、提示される給料だけでなく福利厚生の有無もトータルで見て検討することをおすすめします。
ただし、会社の成長に伴い福利厚生も整ってくるという可能性も無きにしも非ずです。
ハードワークが必要
ベンチャー企業は成長真っ只中であると同時に、会社の生き残りのためにハードワークが必須であることがデメリットとしてあげられます。
大企業ではコンプライアンスの観点から残業規制が厳しくなり、働き方改革が進んでいます。
しかし、ベンチャー企業では先述の通り制度が整っていないため「ホワイトな働き方はできない」という覚悟は事前に持っておいた方がいいでしょう。
社会的信用が薄い
ベンチャー企業よりも大企業勤めの方が様々な場面で優遇される傾向にあります。
ローンを組む際も、ベンチャー企業だと安定性に欠けると判断されるのがデメリットです。
また、特に男性の場合は大企業勤務というだけで女性からモテます。
社会人になるとこのように勤務先で判断されることが少なくないというのが現実です・・・
把握しておくべきリスク
ベンチャー企業に就職・転職するのであれば「ベンチャーから大手への転職は難しい」ということを頭に入れておきましょう。
大手からベンチャーへの転職は比較的簡単に実現できますが、その逆のベンチャーから大手への転職は難易度が格段にあがるのです。
理由は「新卒で大手に入社できなかったというレッテル」「企業カルチャーに合わない」などがあるようです。
ベンチャー気質のある大手企業やコンサル会社などはベンチャーからの転職者も多いので、決して一概には言えません。
ベンチャー企業に向いている人
ベンチャー企業への就職・転職が向いている人の特徴は以下の2点です。
- 起業を検討している人
- デメリットとリスクを許容できる人
起業を検討している人
ベンチャー企業で働くメリットでも述べた通り、経営者に近い距離で働くことができるため会社の経営を学ぶことができるのがベンチャーの特徴です。
お金を生み出す流れや苦労を自らの肌で感じることは、独立に向けた準備につながるはずです。
デメリットとリスクを許容できる人
ベンチャー企業のデメリットとリスクを許容できるのであれば、就職しても問題なくやっていけると思います。
逆に1つでも気になる点があるのであれば、大企業に入ることを強くおすすめします。
ベンチャー企業に向いていない人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴は1つだけです。
それは「ベンチャーと大手で迷っている人」です。
悩むぐらいの覚悟なら大手企業に行った方が後悔しないはずです。
まずは大手に就職して「本当にベンチャーで働きたい」という覚悟ができたときに、ベンチャーへの転職に挑戦する方が賢い選択だと個人的に思います。
新卒の就活で悩んでいるのであれば、なおさら大手を目指すことをおすすめします。
メガベンチャーという選択肢
ベンチャー企業に就職・転職するほどの強い思いはないという人にはメガベンチャーという選択肢もおすすめです。
転職におすすめのメガベンチャー企業ランキングBest10
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メガベンチャーとは
メガベンチャーは文字通り大規模なベンチャー企業のことを指します。
明確な定義はありませんが、ベンチャー企業から大手企業へと成長した企業のことを世間ではメガベンチャーと呼んでいます。
そのような企業にはベンチャー精神が残っているため、一般的な大手企業よりもスピード感を持って挑戦できる環境が多いことが特徴です。
成長思考の学生が増えていることからも、メガベンチャーの人気は近年上昇しています。
メガベンチャーの企業例
DeNA、楽天、Yahoo!、サイバーエージェント、LINE、リクルート、ZOZO、エムスリー など
おすすめの転職サイト
ベンチャー企業と大手企業のどちらに転職する場合でも、転職エージェントを利用した方が転職成功率は格段にアップします。
自分では発見できないような優良企業に出会えるチャンスがあるため、とりあえず登録しておくことをおすすめします。
ミイダス
ミイダス は、あなたの経歴や経験・スキルから市場価値を分析することで、企業からオファーをもらうことができます。
コンピテンシー診断、パーソナリティ診断設けることができるので自己分析のために利用するのもおすすめです。
アマゾンジャパンやマイクロソフトのような大手企業もミイダスを利用しています。
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転職において客観的な視点というのはとても重要になってくるので、エージェントのアドバイスをもらうことは転職成功への近道になります。
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まとめ
今回はベンチャー企業に就職・転職するメリットとデメリットについてお伝えしました。
ベンチャー企業で働くということは、多少のリスクがあることを頭に入れておかないと後々後悔することになるので注意が必要です。
「就職して将来的にどのようになりたいのか」という将来像をイメージして、自分自身に合った企業に出会えることが就職・転職の成功だと思います。
以上、「ベンチャー企業への就職・転職はリスク大?メリットとデメリットを解説」でした!