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【大学生必見】就活に資格はいらない?意味ない?本当に必要な資格を解説

大学卒業のアイコン

就活のために資格取得したほうがいいのかな?

資格なんて意味ないよ!

大学生の皆さんの中には、資格取得が就活に意味があるのかどうか気になっている人も多いと思います。

結論、就活に資格はいらないです。

しかし、資格を持っていると有利になる場合もあるので一概には言えません。

そこで今回は、就活に資格がいらない理由と言われるを説明します。

また、就活に有利な資格といらない資格を紹介していきます。

こんな人におすすめ

  • 資格がなくて不安な就活生
  • 就活で資格をアピールしようと考えている人
  • 就活に資格がいらないかどうか気になっている人

資格はいらないけどあったら役立つ

betterの文字

繰り返しになりますが、就活に資格はいらないです。

「資格があるからといって選考を有利に進めることができるわけではない」ということは必ず覚えておきましょう。

しかし、取得する資格や見せ方によっては多少のアピールになるので、全く意味ないわけではありません。

こちらの記事では資格を利用して就活を有利に進めるコツも紹介するので是非参考にしてみてください。

就活に資格がいらない理由

混乱している男性

なぜ資格がいらないと言われるのか、まずはそう考えられる理由を説明します。

資格を重視している企業は少ない

おそらく皆さんが想像しているよりも、企業の人事担当は資格を重要視していません。

以下の調査結果をみても、就活において資格はあまり意味がないことは明白です。

就職みらい研究所が実施している、「就職活動・採用活動に関する振り返り調査」の調査結果をまとめたものです。

採用基準で重視する項目

就職活動・採用活動に関する 振り返り調査 データ集

上位の項目を見てみると企業が重視しているものは人柄やポテンシャルであることがわかります。

資格取得への費用対効果を考えると、その時間を就活準備に費やした方が賢い考えかもしれません。熱意をアピールするのであれば業界研究や企業研究を徹底したり、OB訪問やインターンを経験するのも一つの手段ですね。

注意

理系の技術職のような専門性の高い職種の場合は、重視されることもあるので一概には言えません。

入社後の業務との関連性が薄い

一部の専門職や技術職の人たちを除いて、大学生のうちに取得した資格が実際の業務で活かされる可能性は極めて低いでしょう。

業務に本当に必要な資格は、入社後もしくは配属後に会社側から提示されるはずなので、就活前に無理して取得する意味はないです。

仕事に活かせると思って取得した資格が、蓋を開けると全く意味がないものだと悲しいですよね。

そのようなことを考えると、「必要な資格は入社後に取得する」というスタンスでも全然問題ありません。

入社後に活躍するためという目的であれば資格はいらないです。

コスパが悪い

資格取得のためにはもちろん勉強が必要なので、案外時間がかります。

数十時間の勉強で取得できるとされている資格も存在しますが、そのような難易度の低い資格は取得してもあまり意味がないでしょう。

それなりに評価される資格を取得するためには、貴重な大学生活の時間を割いて勉強する必要が出てきます。しかしその一方で、先程の図で説明した通り企業側はそれほど資格を重視していません。

このように努力に対して評価を得ることが難しいのでコスパがあまりよくないと言えるでしょう。

正直、資格の勉強は社会人になってからでも好きなだけできます。
そのため、大学生でいる間は大学生の時しか経験できないことや、就活準備に時間を割くことを個人的には推奨します。

就活で資格があることのメリット

写真と本

就活に資格がいらない理由を説明してきましたが、一方で有利に働く場合もあります。

そこで「どのように役立つことがあるのか」という就活で資格があることによるメリットを解説していきます。

熱意やポテンシャルをアピール可能

先ほど説明しましたが、就活において特に企業が重視しているのは人柄やポテンシャルです。

自己PRや学チカでそれらをアピールするのが一般的ですが、資格取得でアピールすることも可能です。

しかし、ただ単に資格を持っていることを誇示するだけでは何のアピールにもなりません。逆に「薄っぺらい人間」だと思われてしまう恐れもあるので注意が必要です。

アピールしたいのであれば、面接官から資格について突っ込まれたときに次のことを話せるように事前に頭を整理しておくことをおすすめします。

  • なぜそのような資格を取得したのか
  • どのような苦労をしたのか
  • 困難をどのように乗り越えたのか

志望業界への熱意がアピールできる

志望業界の絞り込みができているのであれば、その業界に関係のある資格を取得することで熱意を伝えることもできます。

もちろん熱意を口頭で説明することも可能ですが、その裏付けとなる資格を持っているとさらに説得力が増すことでしょう。

資格の有無よりも「なぜその業界・企業を志望するのか」というあなた自身の考えの方がはるかに重要ですので注意しましょう。
そのためにも事前の自己分析で考えを整理することが必須になってきます。

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同じレベルの学生と差別化できる

資格がいらない理由でお伝えした通り、「資格を重視している企業は少ない」というのが事実です。

しかし、場合によっては資格を保持していることで他の就活生と差別化できる可能性もあります。

全ての企業の選考で感じたわけではありませんが、資格を上手くアピールしたことで他の同等レベルの学生よりも評価してもらえたと感じたことがありました。

就活に有利な資格3選

様々な勉強

ここまでの説明で、就活に資格はいらない・意味ないと説明しましたが、逆にメリットもあるということもお伝えしてきました。

それではどのような資格であれば就活を有利に進めることができるのか、個人的におすすめできるものを厳選して3つ紹介したいと思います。

TOEIC

就活でのアピール度
取得難易度
おすすめの業界ほぼ全ての業界

TOEICを受験した経験がある大学生は多いはずです。英語関連の資格といえばTOEICというイメージもありますよね。

TOEICを就活の際に活かしたいのであれば800点以上のスコア取得を目指しましょう。それ以下のスコアはあまり評価されないので、履歴書に書いてもあまり意味がないと思います。

逆に800点以上あると、わりとどんな企業からも評価されると個人的には感じました。

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しかし、800点以上取るとなるとそれなりの努力が必要なので、英語に苦手意識がある人にはおすすめできない資格です。

英語を使わないような企業からも何故か評価されるオールマイティーな資格

ITパスポート

就活でのアピール度
取得難易度
おすすめの業界ほぼ全ての業界

ITパスポートはITに関する基本的な知識を証明できる資格です。

最近ではどんな業界・職種で働くにしても、ITリテラシーは必要不可欠な存在です。

そのため、たとえ就活で評価されなかったとしても「資格取得して意味がなかった」ということにはならないと思うので、おすすめの資格だと思います。

また、IT系の企業だと内定後もしくは入社後にITパスポートの取得を必須としているところもあるので、IT企業志望の人は取得して損はないイメージです。

ITリテラシーはどんな企業でも役に立つので取得して損はしない

基本情報技術者

就活でのアピール度
取得難易度
おすすめの業界IT業界

基本情報技術者試験はSEやエンジニアにとっての基本的なIT知識を示すことができる資格です。

※ITパスポートの上位互換というイメージです

ITパスポートと比較すると難易度は上がりますが、その分IT企業へのアピールにはつながると思います。

特に文系からSEになりたいというような就活生にとっては、企業に熱意を伝える材料になるのでおすすめの資格だと言えるでしょう。

特に文系からIT企業(特にSEなどの職種)を志望している就活生におすすめ

就活にいらない資格

スーツの男性が手をクロスしている

逆に取得しても就活には意味がない資格も存在します。

決して役に立たないというわけではなく、就活のためという意味ではいらない資格をここではピックアップしています。

秘書検定

社会人としてのマナーを身につけるために秘書検定を受験する大学生がいますが、就活で有利になることはないので正直いらないと思います。

コミュニケーション能力をアピールしたいのであれば面接の受け答えなど他の部分で示した方が数倍効果的です

秘書を目指している人であれば、準一級レベルぐらいになると評価されることもあるようです。

MOS

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)はオフィスソフトのWordやExcelなどのスキルを証明する資格です。

もちろん社会人になるとオフィスソフトのスキルは必須です。

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しかし、MOSレベルの能力は社会人であれば「当たり前」なので、就活の際に評価されることはないでしょう。

MOSを持っているだけで「PCスキルがある!」と勘違いしてしまうのは逆に不利に働いてしまう恐れがあるので注意しましょう。

就活のためという意味ではいらない資格ですが、入社後スムーズに業務に入るためという意味ではあって損はないスキルを身につけることができる資格です。

特にExcelはどの業界・どの職種でも役立つスキルなので勉強しておいて損はありません。

資格をアピールする際の注意点

importantの文字

就活に有利な資格を持っていたとしても、アピールの仕方を間違えると意味がないどころかマイナスに働くこともあり得ます。

ただの資格マニアだと思われないように、これから紹介する点に注意して就活に臨みましょう!

資格そのものをアピールしない

私は○○の資格を持っています!

履歴書に資格を記載することは全く問題ありません。むしろ是非書いてください!

しかし、面接の際に資格そのものをアピールするのは少しリスクがあるかもしれません。

企業は就活生の人柄や考え方を重視しています。

つまり、その人がどんな資格を持っているのかよりもどんな人物なのかを面接では知ろうとしているということですね。

それにもかかわらず資格ばかりをアピールすると「中身のない人間」と捉えられるケースもあるので、慎重に考える必要がります。

資格取得に至ったプロセス

先ほど「資格そのものをアピールしない」と説明した通り、資格があるだけでは意味がないです。

ではどのようにアピールすればいいかというと、資格を話のネタにしちゃいましょう!
そしてあなたの長所や考え方を知ってもらうのがおすすめです。

個人的には次の内容を整理して自己PRにつなげることで、就活で評価されたと感じました。

  • 資格取得を目指した理由
  • どのような困難があったか
  • 困難に直面したときのアクション・工夫
  • 資格取得した結果どう変化したか

きっと面接官から「何でこの資格とったの?」と質問されると思うので、その時に自信を持って応えることができるよう事前にしっかり準備しておきましょう。

質問されるまでとにかく待つ

ある程度のレベルの資格が履歴書に記載されていれば、面接の際に資格のことについて深掘りされる可能性が高いです。

TOEIC500点のような中途半端な資格だとスルーされるので注意が必要です。

自己PRやガクチカで資格に関する話をするのは避けて、向こうから突っ込まれるのを待ってください!

個人的な感想ですが自分から資格のことを話した時よりも、面接官からの評価が高かった印象を受けました。

私自身の就活体験談

採用された様子

就活準備

私は理系の学生でしたが文系就職を目指していました。とはいっても「どんな業界でどんな仕事をしたい」という明確な目標があるわけではありませんでした。

そこで、ひとまず知名度もあってどんな企業の選考にも活かすことができそうなTOEICを勉強して、800点のスコアを取得しました。

当初は自己PRに資格取得のエピソードを話していましたが、リクルーター面談の場などで次のようなフィードバックをいただきました。

  • もっと君の強みや良さをアピールできる経験してきたはずだよね?
  • お勉強ができる人だったら他にもたくさんいるし、企業はそういう人を探しているわけではないよ

これを聞いて、たしかに一人で黙々と資格の勉強をしたことなんて何のアピールにもならないということに気付くことができました。

就活開始!

実際の就活時には資格を積極的にアピールすることはやめました。

しかし「資格は全く意味ない・いらない」とは思っていなかったので、「聞かれたら答えるというスタンス」に切り替えました。

そして「資格取得の目的や過程」をあらかじめ整理しておいて、面接時に突っ込まれたらここぞとばかりにアピールしました。

就活を終えて

その結果、最終的には5社ほどから内定をいただきました。

その中でも今回紹介したいのは、誰もが聞いたことがあるような某化粧品メーカーの人事担当からのフィードバックで頂いたコメントです。

内定理由を伺ったところ次のような点も採用の決め手の一つになったということでした。

  • 目標に向かってやり切る姿勢
  • 理系でありながらTOEIC800点という珍しさ

あくまで一例に過ぎないかもしれませんが、このように資格を上手くアピールすることで就活が有利になることを実感しました。

まとめ:資格は就活に有効活用しよう

ポイントと書かれたブロック

今回は就活に資格がいらない理由就活に有利な資格といらない資格についてお伝えしました。

資格取得も就活を成功させるための一つの要素となる可能性はありますが、それ以上に優先して準備すべきこと・やるべきことはたくさんあります。

この記事を見て「やっぱり就活に資格はいらない」と思った人も「資格を取ってみようかな」と思った人もどちらの考え方も間違いではありません。

もしも資格取得を目指すのであればそれなりの勉強時間も必要になるため、「本当に必要かどうか」を見極めつつ戦略的に動くことをおすすめします。

以上、「【大学生必見】就活に資格はいらない?意味ない?本当に必要な資格を解説」をお伝えしました!

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