社会人になってエクセルを使うようになったけど使いこなせてないなあ・・・
新社会人になる大学生、もしくはすでに社会人生活をスタートした新社会人の皆さん、エクセルの基礎は身についていますか?
おそらくほとんどの業種・職種で、エクセルを使用する機会があると思います。それぐらい社会人にとってエクセルは必要不可欠な存在です。
そこで今回の記事では、エクエルの基礎を学ぶための本を厳選して1冊紹介します。また、実際に私が利用してためになった勉強方法も併せて紹介します。
まずは基礎から、着実にエクセルのスキルアップを目指しましょう!
こんな人におすすめ
- エクセル初心者の人
- まずはエクセルの基礎をしっかり身につけたい
- 一番わかりやすく内容も充実している本を探している
Contents
初心者がエクセルを学ぶべき理由
勉強しないと身に付かない
エクセルは会社でほぼ間違いなく利用しますが、なんとなく使っているだけでは十分なスキルは身につきません。
そして、会社は勉強する場ではないのでエクセルの使用方法を丁寧に教えてくれないでしょう。(一部の企業では新入社員研修でOfficeソフトの研修がありますが、正直あまり役に立ちません)
それじゃあどこで勉強すればいいの?
そのため、仕事で求められるエクセルスキルを身につけるためには、あなた自身が自ら勉強するしかないのです!
業務スピードUPによるメリット大
エクセルを使いこなせるほど仕事を早くこなし、より高度な業務に取り組むことができるようになります。
「自分は問題なくエクセルを使えているから大丈夫」と思っている人も、本当にエクセルの能力を最大限活かしきれているか、一度見直してみてください。
基礎を改めて学習すると、もっと効率良く作業を進めるための方法がきっと見つかるはずです。
また、エクセルスキルが身につけば、日々の業務に余裕ができ、仕事もプライベートも充実させることにつながるでしょう。
初心者の人はまずは基礎を丁寧に教えてくれる本で勉強あるのみです!
エクセルのスキルアップ → 業務スピードアップ → 職場での評価UP!早く帰れる!
おすすめ本①:よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎
FOM出版の出している「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」の一冊があれば基礎は完璧です。
1冊では不安になる人もいるかもしれませんが、この1冊でエクセルの基礎を十分網羅できる参考書です。
むしろエクセルの基礎レベルであれば何冊も本を読み漁るのは効率があるいのでおすすめできません。
学習できる内容
エクセル初心者の人でも理解できるような基礎的な内容から学習可能です。
まずはここに書かれている内容を押さえておかなければ、応用的なスキルを身につけるのも難しいでしょう。
参考のため、「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」に含まれている内容をざっくりと以下にまとめました。
- エクセルの画面構成や基本操作
エクセルの起動・終了方法や画面上のそれぞれの箇所にどのような機能があるのかといった、エクセルを学んでいく上で必要な大前提の内容です。すでにエクセルを使用したことのある人にとっては当たり前の内容なので読み飛ばしても問題ないと思います。 - データの入力操作
エクセルはデータを入力して、加工したり計算したりすることで機能を発揮します。そのためのデータ入力方法の基礎が書かれています。基本的なセルの移動・選択方法や、コピーや切り取り、オートフィルを用いたデータ入力を学ぶことができます。 - 用途に応じた最適な表の作成
「売り上げ管理表」を実際に作成しながら、わかりやすい表の作成方法を学ぶことができます。平均や合計を求める簡単な関数の利用や、サイズや色の変更方法を学び、見栄えのいい表を作ることができます。 - 関数を用いた計算
エクセルを用いれば様々な高度な計算も行うことができます。まずは関数の入力方法から学習します。また、業務で使用頻度の高い関数(count,average,max,min関数等)や相対参照と絶対参照の違いを学習します。 - 複数シートを用いた集計方法
複数シートで複数の集計表を作成する場合の効率的な方法が書かれています。また、シート間をまたがって集計データを作成することができます。 - 表の印刷
ペーパーレス時代の中で「印刷」を利用する人は多くないかもしれませんが、最適なサイズでわかりやすい形式で印刷する方法を学習できます。 - グラフの作成
グラフの作成手順の理解と、種類別のグラフ作成方法を学習します。また、必要な要素の適切な配置方法を理解することで、資格的にわかりやすいグラフを作成できるようになります。 - データベース機能の利用
大量のデータを効率的に管理する方法を学習します。データの様々な並べ替え方法、抽出方法を等を学ぶことで、思い通りにデータベースを操作できるようになります。 - その他の便利な機能
検索や置換などのエクセルを利用する上で必須の便利な機能が書かれています。
おすすめ理由
初心者の学ぶべき内容が網羅されている
この本一冊で、初心者がエクセル学習を始める第一歩として学ぶべき内容を網羅することができます。
つまり、この一冊さえあれば、基本機能を満遍なく学習することが可能です。
また、重要度の高い基本機能に焦点を当てているため、効率良く学習を進めることができるのもおすすめポイントの一つです。
そして何よりも一つ一つの説明が丁寧で、学習の途中でつまずいたとしてもテキストを読めば解決できる点は初心者に安心です。
※基本機能を熟知している人には少し物足りない内容です
初心者が最初に学習すべき内容はこの1冊で網羅。複数の本に手を出すよりこの1冊を完璧にすべき!
ストーリーのある学習スタイル
1冊のテキストとして、エクセルの操作方法から始まり、データの入力方法を学び、その知識をもとに表の作成を行なって…というように段階的にエクセルのスキルを身につけることができるので、理解していることを実感しながら進めることができます。
また、一つ一つの操作を事細かに説明してくれるので、スムーズに学習を進めることができます。
記憶を定着させるためにもストーリーがあるのは超重要!
練習問題が豊富
各章ごとに練習問題が1問ずつ(計8問)と、最後に総合問題が計10問あります。
それぞれの練習問題では、「指示された表やグラフを作成する」というような実務に即した内容で、学んだ内容を実務で使う練習になります。
また、多くの練習問題をこなすことで、達成感を得ながら理解を定着させることができます。
練習問題でアウトプットすることで、スキルを自分のものにできたと実感します!
おすすめ本②:よくわかる Microsoft Excel 2019 応用
基礎を身につけることができたら、更なるスキルアップを目指しましょう。
その時におすすめしたい本は、同じ「よくわかる」シリーズのよくわかる Microsoft Excel 2019 応用です。
正直ビジネスシーンでは基礎レベルだけだと物足りなさを感じるため、可能であればこちらの本も一緒に勉強するのがおすすめです。
おすすめ理由
一冊目の「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」ではエクセルの基礎を学びました。
基礎をマスターしたあなたはおそらく「もっとスキルアップしたい!」と応用スキルも身につけたくなるはずです。
そう思った時に基礎を勉強したときの本と、応用スキルを勉強するときの本が異なる形式だと、説明の記載方法や流れも違ってくるので”勉強しづらさ”を感じるかもしれません。
「よくわかる」シリーズではさらなるステップアップを狙う人のために「よくわかる Microsoft Excel 2019 応用」も出しているので、スムーズに応用スキルの学習に進むことが可能です。
同じシリーズの本で一貫して勉強が可能なのは、かなりありがたいです。
進め方が全然違う本を使うよりも、同じシリーズの本で一貫して勉強した方が効率的!
上級レベルのスキルを身につけるには
ここまで紹介してきた二冊のレベルで物足りなさを感じる人は、さらなるスキルアップに励むのもおすすめです。
「マクロを使いこなせるようになりたい」という人がいましたら、同じくよくわかるシリーズの本を以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
【エクセル マクロ/VBA】初心者が独学勉強するための本|おすすめ2冊を紹介
続きを見る
結局「よくわかる」シリーズで勉強すれば間違いない!
エクセルの勉強を始めたい人は「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」で勉強すれば間違いなくエクセルの基礎を身につけることができます。
私自身もそうでしたが、基礎を身につけたらきっとさらなるスキルアップも目指したくなるでしょう。
将来的に応用レベルの勉強にも手を出すことを視野に入れているのであれば、「よくわかる」シリーズでエクセルの勉強を始めましょう。そうすることで最も効率的に勉強を進めることができると思います。
まずは基礎から、着実にスキルを身につけてエクセルを得意にしていきましょう!
以上、「【初心者向け】社会人におすすめのエクセル勉強本|この1冊で基礎は完璧!」をお伝えしました。