自己分析の方法がわからない・・・
就活が成功するかどうかは自己分析次第と言っても過言ではありません。
しかし、大多数の就活生は自己分析を正しいやり方でできていないのが現実です。もしくは「自己分析なんて大して重要じゃない」と軽視している人もいるのではないでしょうか?
ネットの記事や本屋を見ると、難しそうな自己分析の方法が山ほどあるため、どうやって自己分析を進めるのが最適なのかわからないという人も多いと思います。
そこで今回は就活を成功に導くための「超簡単な自己分析のやり方」を3つお伝えしていきます。
こんな人におすすめ
- 就職・転職を考えている人
- 自己分析の方法がわからない人
- 自分の自己分析のやり方が正しいかわからない人
自己分析を難しく考える必要はありません。簡単かつ適切なやり方を知りたいという人は、ここで紹介する方法をぜひ試してみてください!
Contents
自己分析とは?
自己分析とは文字通り「自分を分析すること」です。自分の強みや弱みを把握したり、どのようなときにやりがいや嬉しいと感じるかなどを棚卸しします。
自己分析は就活や転職のための準備だと思われがちですが、さらに長い目で見ると「今後の人生を楽しくするため」に必要なこととも言えます。
なぜなら、自己分析を正しくできている人は、どんな仕事をしてどのように生活することが自分の幸せにつながるかを適切に理解できるようになるからです。
自己分析 = 今後の人生を楽しくするための棚卸し
自己分析が苦手な学生が多い理由
当時就活をしていた私もそうでしたが、自己分析に苦手意識を感じている就活生は多いと思います。
おそらくその理由は「自己分析の正解のやり方」がわからないからではないでしょうか?
本屋に行くと自己分析に関する分厚い本が何冊も並べられていたり、Googleで検索してみても難しそうな分析方法がいくつも出てきます。
私も色々試行錯誤しましたが、今回紹介する3つの方法が最もシンプルかつ効果的な自己分析であると自信を持っておすすめすることができます!
就活において自己分析が必要なのはなぜ?
自己分析がなぜ就活の際に必要か考えたことはありますか?
就活にどのようなメリットがあるか知っておくと、よりスムーズに自己分析を進めることができるはずです。
理由として以下の3つがあげられます。
自己分析が就活に必要な理由
面接の準備に直結しているため
自己分析は就活の面接対策の準備にもなります。
面接で聞かれる質問内容の一例を見てみましょう。
- 自己PRをしてください
- あなたの強み/弱みは何ですか?
- 学生時代に力を入れて取り組んだことは何ですか?
- 挫折経験はありますか?
いきなりこれらの質問に対する回答を考えるのは案外難しいもので、どうしても内容が薄くなったり、他の話との矛盾が生じてしまいがちです。
しかし、自己分析を入念に行っていれば、自己分析をした分だけ中身のある回答をすることができますし、統一感を持たせることもできます。
自分に合った企業を選択するため
自分に合った企業をピンポイントで見つけるのはかなり難しいです。
むしろ、入社してみないとその企業があなたに合っているかどうかなんて判断できないかもしれません。
しかし、自己分析を行い「どういう働き方を好んでいるのか」、「仕事で何を重視しているのか」を整理してみると、自分に合っているかもしれない企業・自分に合わなそうな企業ぐらいなら見つけることができます。
就活はゴールではないので、入社して働き始めた時のことを想定して企業選びをすることをおすすめします。
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やりたい仕事を見つけるため
私が就活をして最も後悔しているのは、どんな仕事がしたいのかをしっかりイメージすることができていなかったことです。
今の時代は「どこで働くか」よりも「何ができるか」という個の力が重要になってきています。
自己分析を通じて自分が本当にしたいことを頭に入れて就活ができれば、入社後のミスマッチを避けることができます。
おすすめのやり方3選
それでは自己分析のやり方がわからないという人でも簡単に取り組むことができるおすすめのやり方を3つ紹介していきます。
おすすめの自己分析の方法
1. ストレングス・ファインダー
まず最初に紹介するのがストレングス・ファインダーという本です。
添付されているアクセスコードを利用すると、ウェブテストで強みを診断することができます。
診断の際にはかなり多くの質問に回答することになりますが(30分以上かかった記憶があります)、本で紹介されている34の資質の中からあなたの強みのトップ5がレポートとして確認することができます。
そして、診断後はそれぞれの資質について「どのような行動が推奨されるか」といったような詳細も確認できるので、あなたの強みを知りどのような場面で活躍できるかを深掘りすることができるのもおすすめポイントの一つです。
※アクセスコードは一度しか利用できないので、中古ではなく新品の本を購入するように注意しましょう
2. 過去のエピソードから分析
あなたの心が動いたと感じる過去のエピソードをもとに自己分析する方法もあります。
長所の見つけ方
あなたの長所を探すときにおすすめの方法を紹介します。難しく考える必要はなく、とてもシンプルな方法で自己分析を行うことができます。
- 夢中になって取り組んだこと・得意なことを洗い出してみる
- その中から動詞を伴うものを抜き出す
✖️の例:サッカーが得意(サッカーは名詞)
○の例:サッカーの戦術を考えるのが得意(戦術を考えるは動詞) - 2で抜き出した動詞の部分をグルーピングする
きっと似たような動詞をいくつか見つけることができるはずなので、わかりやすいようにざっくりとグルーピングしてみましょう。
- 資格取得のために勉強をするのが好き
- わからないことでも自ら何でも調べて解決するのが得意
- 留学生と会話するために一ヶ月で日常会話の英語力をマスターした
→「目標達成のために困難があっても努力を継続できる」ことが強み
こちらの1〜3の手順でグルーピングした動詞たちがあなたの長所・やりたいことのヒントになります!
逆に苦手なことに置き換えて考えてみると、あなたの弱みを発見することもできます。
3. 他己分析
他己分析してもらうことは自己分析にさらに磨きをかけることができるので非常におすすめです。
なぜなら、人は自分のことを客観的にみることが案外できていないからです。
他人の悪いところは明確にわかるし、他人には的を得たアドバイスをできることが多いです。
しかし、自分が周りからどのようにみられているかは自分自身で確認することができないので、いつまでたっても悪い部分を自覚できないという人が多いです。
そう考えると他己分析は自分を知るための最強の手段だと思えてきますよね!
誰に聞くか
前提としてあなたのことをよく理解している人に他己分析をお願いしましょう。
また、コミュニティによってあなたの見せる一面も異なるはずなので、所属するそれぞれのコミュニティの人たちに聞いてみるのがおすすめです。
- 家族
- 古くからの友人
- バイト先の先輩や友人
- 大学の友人 など
何を聞くか
以下のような項目を聞いておくと就活に役立てることができると思います。
エピソードも交えて聞いておくと、それがそのまま就活の面接時の話すネタとして使えることもあるのでおすすめですね。
- 長所と短所
- 意外な一面
- 印象に残っているエピソード
- 向いてそうな業界と職種
他己分析を行なった後は、その内容を真摯に受け止め、自らの自己分析の内容とすり合わせを行いましょう。
一人で考えていたときには思い付かなかったような意外な一面が発見できるかもしれません。
注意点
自己分析を行う際の注意点についてお伝えします。
早めから始める
自己分析は早めにやればやるほど就活を有利に進めることができるでしょう。
就活が始まるとなかなか落ち着いた時間を取ることが難しくなるので、遅くとも3年生の冬頃までに自己分析がある程度できていると安心だと思います。
企業選びよりも先に自己分析をする
就活のことを考え始めると、自己分析よりも先に行きたい企業を調べたくなるかもしれませんが、これはおすすめできません。
なぜなら、自己分析ができてから初めて行きたい企業が見えてくるはずだからです。
言い換えると、自己分析する前に行きたいと思うような企業は、ネームバリューだったり薄っぺらな理由でしか選択できていない企業なのでおすすめはできません。
短所は短所として受け入れる
自己分析をするとあなた自身の短所も見えてくると思います。
発見した短所は克服しようと努力するのではなく、短所として受け入れてあげるのが効果的です。
なぜなら、短所は定数で長所は変数だからです。
短所はどう頑張っても大きく動かす(長所にする)ことはできませんが、長所は努力すればさらに磨きをかけることが可能です。
短所と長所に同じ時間努力を費やしたとしても、長所の方が圧倒的に成長率は高いでしょう。
短所に目がいってしまうかもしれませんが、あなたの長所を最大限アピールして就活も成功させましょう!
まとめ
今回は「超簡単な自己分析のやり方」についてお伝えしました。
自己分析は就活を成功させて、さらにその先の社会人生活を楽しく過ごすために必要不可欠な準備です。
就活時代に自己分析をした経験が、その先の長い人生においても必ず意味あるものになるでしょう。
以上、「【就活生必見】超簡単な自己分析のやり方3選」でした!