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【実体験】アビームコンサルティングへの転職|面接の内容や選考突破のコツを徹底解説

ビジネスマンが握手する様子

アビームコンサルティングへの転職を考えている、もしくは選考の対策を知りたいという人のために、面接の内容と選考突破のコツを解説します。

私は社会人3年目の時に転職活動を行い、アビームコンサルティングの選考(コンサルタント職)を受けて内定をいただきました。(結局入社はしませんでしたが・・・)

そこで、私の実体験を可能な限りこの記事ではお伝えするので、面接対策に活用いただければと思います。

こんな人におすすめ

  • アビームコンサルティングに転職したい人
  • すでに選考予定があり面接対策をしたい人
  • 選考の流れを事前に把握したい人
  • 中途採用面接経験者の実体験を知りたい人

アビームコンサルティングの選考の流れ

アビームコンサルティングの中途採用の選考は 書類審査→適性検査→面接 という一般的な流れでした。

アビームの選考の流れ

以下ではそれぞれの詳細を説明していきます。

特に面接は他の企業とは一味違う部分もあったので、対策をした上で選考に臨みましょう!

書類審査

履歴書のイメージ

書類審査は「アビームコンサルティングだからこのような職務経歴書を作成する」というような特別な対策はしませんでした。

そのため他の企業に提出する時と同様に、あなたのこれまでの経験と強みを職務経歴書に詰め込みましょう。

その際に、1人で職務経歴書を作成しても主観的な内容で相手に伝わりづらい内容になってしまいがちなので、転職エージェントの方に添削してもらいながら作成するのがおすすめです。

私はDODAのエージェントサービスを利用しましたが、細かい部分まで深堀と修正をしてもらうことができて、完成度の高い書類を準備することができました。

転職活動を始めてまず最初に苦労するのが「書類作成」だと思います。

転職エージェントは無料で利用できるので、まだ登録してない人は転職活動をこう散る的に進めるためにもプロの力を借りることをお勧めします。

適性検査

書類審査が通過したら次は適性検査です。

アビームコンサルティングの適性検査は以下の3項目で構成されており、3回に分けて受験が可能となっていました。

  • パーソナリティ (所要時間:約20分)
  • 計数理解テスト (所要時間:22分)
  • 暗号テスト (所要時間:20分)

受験した感想は、正直結構難しかったです。

転職活動をしていて何度かこのようなテストを受験しましたが、その中でも特に難しい印象でした。(さすがアビームだなというかんじです)

計数理解テストと暗号テストは頭を使う内容になっていて、個人的には「6割程度しかできなかったのでは?」という感覚でした。

事前に対策することもできないので、これはもう頑張るしかないと思います。

僕が受けた時は、選考の2日前までに受験が必須ということでギリギリに受験しました。

そのため、アビームコンサルティングの選考ではこちらのテストの結果が悪かったからといって、面接に進めないということはないと思います。

面接の際にこの結果も参考にして質問したりしているのかなと思いました。

面接

面接

面接前に準備したこと・注意点

面接の詳細に入る前に、事前に準備しておくべきことや注意点をお伝えします。

職務経歴書の深掘り

アビームコンサルティングの面接では、一つ一つの内容をかなり深掘りされました。

提出した書類の内容をもとに質問されるので、自らの職務経歴書の内容は事前に徹底的に深掘りしておくことをおすすめします。

私の場合は職務経歴書を客観的に見てみて、疑問に感じる部分や質問されそうな部分に「なぜ?」という問いかけを繰り返して深掘りを行いました。

ロジカルな回答を意識する

アビームコンサルティングのコンサルとしての素養も見られるので、ロジカルな回答を意識しましょう。

特に重要なのが「質問に対して正しく回答する」という点です。

質問された内容に対して、最初に結論を述べることを意識するだけでも話がコンパクトにまとまります。

また、物怖じしないかどうか見られているようなので、質問攻めにされても落ち着いて回答していくことを心がけましょう。

以下のような対応はNGと捉えられるので事前に頭に入れておくことをおすすめします。

  • 話をコンパクトにまとめることができない
  • 話し方に落ち着きがない、たどたどしい
  • 本質をついていない回答が返ってくる
  • 説明が長い

必須項目の回答の事前準備

以下の内容については面接時に聞かれる可能性が高いので、あらかじめ回答を準備しておきましょう。(転職エージェントの方にこちらの内容について準備しておくようアドバイスをもらっていましたが、実際の面接でも本当に聞かれました)

  • なぜコンサルなのか
  • なぜアビームなのか
  • なぜその事業のコンサルなのか

ここに関してはアビーム側としても非常に重要視している部分のようなので、準備を万全にしておくことをおすすめします。

面接の流れ

僕の選考の際には、以下の通り3回の面接がありました。(アビームコンサルティングの転職時の面接が一律でこのような流れではない可能性があります)

みなさんが転職活動を行う際にも同じ流れかどうかは分かりませんが、面接で聞かれる内容などは大きく変わることはないと思います。そのため、アビームコンサルティングの面接に臨む前には、以下で説明する内容を是非事前に確認してみてください!

一次面接

  • 面接官:マネージャークラス
  • 面接時間:約30分

面接の内容としては、職務経歴書の内容(転職理由や現職の業務、自身の強み)の深掘りをされていくという流れでした。

事前に想定していた通り「なぜコンサルなのか」「なぜアビームなのか」と言うことも聞かれました。

面接の雰囲気自体は穏やかでしたが、鋭い質問も飛んでくるので軽はずみな回答をしないよう注意が必要です。

一方的に質問されるというよりも、こちらの考えを引き出してくれるという印象でした。

ケース面接

  • 面接官:マネージャークラス(一次面接と同じ)
  • 面接時間:約50分

そもそもケース面接がどのようなものかと言うと、特定のビジネスシーンを想定した上で、課題解決案を策定するという選考方法です。

ぼくが転職活動をしていてケース面接に直面したのはアビームコンサルティングだけでしたが、コンサル会社の選考では高確率で実施されるようです。

アビームの面接時には次のようなお題を出されて、現状分析〜課題解決までをA3サイズの用紙にまとめて、最後に面接官に説明を行いました。

お題

ある食品メーカーでは売り上げが安定しないため在庫過多や在庫不足が多発している。
サプライチェーンの観点からこの会社の利益を拡大させるためにどのような取り組みを実施すべきか。

概要

  • 説明:約10分ほど
  • 現状分析と課題解決策をまとめる:約30分
  • 面接官への説明:約10分

どのように整理するかは面接官から指示があったのでそれに従い、ロジックツリーの形式でまとめました。

コツは「曖昧なことは言わないこと」だと思います。

思考が浅いとそこを突っ込まれると思うので、理由を明確に論理的に整理することを意識しましょう。

ケース面接が終了すると、その場で次の最終面接に進むことができることを伝えられました。

最終面接

  • 面接官:役員クラス
  • 面接時間:約30分

最終面接の内容も一次面接と同様で、「職務経歴書の内容」と「なぜコンサルでアビームに転職したいのか」ということを深掘りされました。

一次面接の時よりもさらに鋭いツッコミや否定的な言葉もいただいたので心してかかる必要があると思います。(本当に転職する必要があるのか?という部分からかなり突っ込まれました)

自らの考えに一貫性を持って、折れずに質問に答えていくのが重要だと思います。

アビームコンサルティングへの転職は事前準備が重要!

旗を振る男女

今回はアビームコンサルティングへの転職を考えている人へ向けに面接の内容と選考突破のコツについてお伝えしました。

特にこちらの記事で紹介した面接前の準備・注意点については、事前に整理しておくと面接の際に焦らなくて済むと思います。

あとは転職エージェントの方に相談すれば色々な情報やコツを教えてくれると思うので、存分に活用していきましょう。

コンサルへの転職に興味を持っている人は、以下の記事も参考にしてみてください。

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以上、「【実体験】アビームコンサルティングへの転職|面接の内容や選考突破のコツを徹底解説」をお伝えしました!

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