理系だったら大学院に行くのが普通なの?
理系大学生の皆さんの中には、大学院への進学を迷っている人がたくさんいると思います。
結論、理系の学生でも大学院に行かないという選択肢は全然ありです。
むしろ大学院に行かない方がいい人も存在します。私も理系の学生でしたが、学部卒で就職する道を選んでよかったと思っています。
今回はそんな僕自身の経験も踏まえて「理系で大学院に行かない方がいい人の特徴」を理由もふまえてお伝えしていきます。
こんな人におすすめ
- 理系大学生で大学院に進学するか迷っている
- 研究があまり向いてないかもと薄々感じている
- 周囲は大学院進学の人が多く学部卒が少数派で不安
「理系は大学院まで行く」という風潮がありますが、そんなの関係ありません。
一番重視すべきは「あなたがどうしたいか」です。
そこでこの記事では「大学院に行かない方がいい人の特徴」を徹底解説します。
Contents
大学院に行くべき人
理系の学生で絶対に大学院に行くべき人の特徴は明らかです。
それは「理系就職をしたい人」です。
理系就職とは、研究職や技術職、エンジニアのことを指しており、基本的に大学院を卒業していないと就くことができない職種への就職です。
大学生の時点で理系就職するという明確な目標がある人は、大学院に進学するのがベストな選択です。
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大学院に行かない方がいい人の特徴
それでは逆に大学院に行かない選択をした方がいい人の特徴を説明していきます。
次の特徴に当てはまる人は大学院には行かないで、学部卒で就職する道を選ぶのがおすすめだと思います。
大学院に行かない方がいい人の特徴
文系就職(総合職)の道に進みたい人
すでに理系就職よりも文系職種へ進む道に心が揺れているのであれば、大学院に行く必要はありません。
しかし、大学院卒だとしても、文系就職することは可能です。
ただ、次のようなリスクを考えると、文系総合職で働きたいという特徴を持つ人たちは、大学院には行かないで早めに就職する道を選んだ方がよいでしょう。
大学院卒で文系就職する場合、2年間の大学院生活が無駄になります。つまり、院に進学せずに就職した友人達に遅れをとるということは覚えておくべきです。また、就職面接の際に「院卒なのになぜ文系の職を希望するのか」と120%聞かれるので、理解を得られる理由を準備しなければ学部卒の就職よりも不利になる可能性もあります。
研究生活が苦痛な人
いざ研究や実習を始めてみたら「全然自分に合わない」と感じる人も多いと思います。
そのような人は大学院に行かない方がいいです。
仮にこのまま進学してしまった場合、次のような苦痛が待っているはずです。
- プラス2年大学院で研究を続けることが苦痛
- 仮に大学院卒業後研究職に就職した場合、何十年も自分に合わない仕事を続けることが苦痛
あえて茨の道を行く必要はないので、大学院には行かずに卒業してしまいましょう。
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院に進学した先輩達の就職先に魅力を感じない人
院に進学した場合、どのような企業に就職できるのかを、先輩達の実績から確認してみましょう。
次のような場合は、そのまま院に進学してもあなたの希望する就職先に就くことは難しいので、文系就職するか他大学の院に進むことも検討するべきでしょう。
- いまいちな就職先ばかり
- イメージしていたような業界の企業がない
大学院進学した人の中には、大学や教授を通じて行われる推薦募集で就職先が決定するケースがあります。
あなたの希望する企業への推薦募集が存在するのであれば、大学院に進学して頑張るのも一つの選択肢だと思います。
「大学院に行かずに就活する!」という人には以下の記事も参考になると思いますのでチェックしてみてください!
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それでもやっぱり決められないという人は?
そんなこと言われてもまだどんな仕事に就きたいかわからない・・・
ここまで読み進めても、大学院に行くべきかどうか判断できない人もいると思います。
個人的な意見ですが、迷い続けている人は「大学院に行くべき」だと思います。
おそらく、どうしても決められない人は、「研究職のような理系就職を選択肢から外したくない」と考えているのではないでしょうか?
その場合、選択肢を狭めるような選択はしないべきです。
学部卒の場合、将来的に研究職に就きたいと思っても、基本的にはそのような職種に転職することはできません。
しかし、大学院卒であれば、理系就職できるだけでなく文系就職にチャレンジすることはできます。
学部卒の場合 | 選択肢は文系就職のみ |
大学院卒の場合 | 選択肢は文系就職と理系就職どっちも検討できる |
まとめ:大学院に行くか行かないかの判断は慎重に
理系の学生は大学院まで行くというイメージがあるかも知れませんが、「なんとなく進学する」というのは避けましょう。
「将来何がしたいのか」しっかりキャリアプランを持つことができれば、自然と答えも見えてくるはずです。
現時点ではキャリアプランとかよくわかんないという人は、今回紹介した特徴に当てはまるかどうかを一つの判断基準にしてみてはいかがでしょうか。
大学院に行かない方がいい人の特徴
以上、「大学院に行かない方がいい人の特徴」をお伝えしました!