20代で転職活動をする際に、「資格取得が選考に有利に働くのか・役立つのか」気になる人は多いと思います。
私も同じような疑問を持っていましたが、いくつかの資格を取得して20代(第二新卒)の時に転職活動を行いました。
実際に体験して次のようなことを感じました。
- 必ずしも有利になることはないが持っていたほうがBetter
- 企業によってはアピール材料になった
そこでこの記事では私の実体験も参考にしつつ20代の転職を有利にするおすすめの資格を解説します。
転職や資格取得に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
こんな人におすすめ
- 20代の転職に不安がある
- 資格が転職に有利に働くのか気になる
- 転職活動がなかなかうまくいかず悩んでいる
- 転職を見据えて今のうちに何か勉強を始めたい
Contents
資格取得で転職が有利になるのか
転職するときには資格があると有利です
資格は転職に有利に働くというイメージがあるかもしれませんが、実際これは本当なのでしょうか?
私が転職活動を経験した感想を交えながら、資格の転職活動への影響を解説していきたいと思います。
企業によっては大きなアピールになる
応募する企業・職種によっては大きなアピールになるのでおすすめです。
例えば、TOEICの点数を重要視する企業の選考を受ける場合、もちろんTOEICの点数が選考に影響してきます。
有名なところだと「楽天」はTOEIC800点以上でなければ正社員になれないとされていますね。
また、専門性の高い職種であれば、業務を行うために資格取得が必須とされていることもあります。
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専門性の高い職種以外でも資格が有利に働くこともある
専門性の高い職種では資格が必要であることは皆さんもすでにイメージされているかと思います。
しかし、専門性の高い職種以外の求人への転職でも、取得する資格によってはアピール材料になり得ます。
特に書類選考の段階では、職務経歴書しかあなたを判断する材料がないため、資格でアピールすることはおすすめです。
また、資格を取得した経緯などで、面接で話を広げることができるのはメリットだと感じました。
特に20代は資格が武器になる
特に20代の社会人が転職のために資格取得することはおすすめだと思います。
なぜなら、20代の段階では実務での経験が浅く、仕事での成果をあまりアピールできないからです。
経験の浅さは、資格で能力をアピールすることで多少はカバーできるので、周囲のライバルより有利に選考を進めることができると思います。
また、20代を採用する場合は、今後の成長性やポテンシャルをみていることが多いです。
資格取得に向けて学習したという実績と成長意欲も、面接官に積極的にアピールすることで、選考突破率が高くなります。
私の実体験ですが、面接で「資格」について話を振られた時には「どのような考えで資格の勉強をしたか」を転職理由や仕事とつなげて話すことで、選考を有利に進めることができるようになりました。
20代の転職に役立つおすすめの資格3選
私はコンサル職、マーケティングのような事務系職種を中心に転職活動を行いました。
その際アピール材料になったと感じた資格を3つ紹介します。
これらは20代の転職であれば、基本的にどのような業界・どのような職種でも評価されると自信を持っておすすめできます。
TOEIC
TOEICの点数をアピールして有利に選考を進めたいのであれば、800点以上の点数取得がおすすめです。
中途半端な点数ではあまりアピールにならないでしょう。
また、英語を使う職種でなくても、なぜかTOEICはどの企業でも評価される印象があるのでおすすめの資格です。
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おすすめする理由
- 認知度の高い資格である
- グローバル思考の企業が増えている
- 点数があれば、わりとどんな企業からも評価される
活かせる職種・企業
- 英語を使う企業、職種
- TOEICの点数が社内の評価につながる企業
試験難易度
- 話せなくてもListeningとReadingができればOK
- 800点以上の取得を目指す場合、単語・パート別問題集・公式問題集等で対策が必要
公式サイト
TOEIC公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic.html
エクセルVBAベーシック
VBAベーシックは認知度は低いですが、20代のライバルたちに差をつけて転職が有利になるおすすめの資格です。
エクセルのVBA/マクロのスキルを証明する資格で、近年働き方改革で業務改善を掲げている企業が多い中で、マクロのスキルは重宝されます。
VBAの資格取得のための勉強方法についてまとめた記事もあるので参考にしてみてください。
【エクセル マクロ/VBA】初心者が独学勉強するための本|おすすめ2冊を紹介
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また、エクセルのスキルを証明したい場合MOSを持っている人は多いと思います。しかし、MOSは難易度がかなり低い資格なので、アピールの材料になりません。
エクセルのスキルを差別化して転職を有利に進めたいのであれば、VBAも勉強して差をつけるほうが良いでしょう。
おすすめする理由
- 20代のライバルたちと差別化できる
- エクセルだけのスキルよりもアピール材料になる
- あまり認知度が高くないが、逆に面接時の話題になりやすい
活かせる職種・企業
- 事務系職種
- 営業職
- その他エクセルを利用する職種
試験難易度
- エクセルVBAベーシック:初心者向け
- エクセルVBAスタンダード:中級者以上
公式サイト
VBAエキスパート公式サイト:https://vbae.odyssey-com.co.jp/
日商簿記
簿記は3級だと多くのライバルも取得していることが予想されるため転職に有利になるとは言えません。
そのため、アピールするなら2級以上がおすすめです。
簿記=経理というイメージがあるかもしれませんが、あらゆるビジネスシーンでその知識を活かすことが可能な資格です。
財務諸表を読むことができれば、コンサルや経営企画のような職種に挑戦する際のアピールポイントにもなったりもします。
たとえ転職活動で有利にならなかったとしても、今後の社会人生活で役立つこと間違いなしです。
おすすめする理由
- 認知度があり、幅広い企業・職種で需要がある
- 社会人として学んでおいて役に立つ知識である
活かせる職種
- 経理
- コンサル
- 事務系職種全般
試験難易度
- 簿記3級:独学でテキストを一通り勉強すれば合格可能
- 簿記2級:独学の場合かなり努力が必要。※250〜350時間勉強が必要と言われている
公式サイト
日本商工会議所公式サイト:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
【まとめ】資格取得して損することはない!
今回は20代の転職を有利にするおすすめの資格についてお伝えしました。
20代は経験が浅い分、成長意欲やポテンシャルが評価されやすいです。社会人になって勉強に時間を割く人が少ない中で、資格取得に向けて努力した結果というのもアピールポイントになるはずです。
また、資格の勉強を通して、志望する業界や職種が見えてくるかもしれません。
気になる資格があるのであれば、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします!
以上、「【20代必見】転職で有利になるおすすめの資格3選|特に役立つものを厳選して紹介」をお伝えしました!