作成したページのPVを増やすためには、SEO対策が必要不可欠です。
しかし、検索結果上で上位表示を狙うために、Googleのガイドラインに違反するSEO対策を施すことはスパム行為にあたります。
悪意を持ってスパム行為を行うことはもちろんNGです。一方、知識のない初心者が知らず知らずのうちにスパム行為を行なっているなんてことも度々見受けられます。
自分はスパム行為なんてすることはありません!
自分のサイトはスパムとは無関係だと思っている人も、SEOスパムの内容を正しく理解してSEO対策を行いましょう。
こんな人におすすめ
- SEO初心者の人
- SEOスパムを回避する方法を知りたい人
- ブログのPVを伸ばしたい人
Contents
SEOスパムとは
SEO対策の目的は自分が作成したページを検索結果の上位に表示させることです。
しかし一部の悪意のある運用者の中には、SEOのテクニックを悪用して「ユーザーに不利益を与えるが、検索エンジンでは高評価をもらえるスパム行為」を行う人がいます。
ユーザーに対するそのような迷惑行為をGoogle側も黙っているはずがありません。GoogleからSEOスパムだと認識されるとペナルティを受けて、逆にページの評価を下げることにつながってしまうのです。
ブログ初心者がSEOスパムを理解する重要性
当初は検索エンジンがスパム行為を見分けられなかった時期もありましたが、現在はスパムサイトを見分けて評価を落とすアルゴリズムへと修正が加えられています。
そのため、SEOスパムはブログ運営者に何のメリットももたらさない行為であると言えます。
なぜSEOスパムを理解する必要があるの?
スパムと聞くと高度な技術が必要なように聞こえますが、そんなことはありません。知識のない人でも無意識のうちにスパム行為をしてしまうことも全然あり得ます。
そして、意図せずスパム行為を行なってペナルティを受けないためにも、SEOスパムの基本を理解しておく必要があるのです。
SEOスパムの代表例と対策
以下ではSEOスパムと判断される行為を3項目に分けて説明します。
SEOスパムとみなされる行為
価値の低いコンテンツ
ユーザーにとって価値のないページが検索結果上で上位表示されることは、Googleの検索エンジンの評価を下げることになります。
そのため、Googleは常にユーザーが求める情報を的確に返すことを目的にしています。
このような理由から、検索エンジンは下記に該当するコンテンツを価値の低いコンテンツと見做してペナルティを科します。
- コピーコンテンツ
- キーワードの詰め込み
- 広告のみで構成されたコンテンツ
コピーコンテンツ
すでに存在する他サイトの内容をコピーして作成されたページはコピーコンテンツとみなされて低評価を受けます。
次に当てはまるものは検索エンジンから全てコピーコンテンツと認識されます。
- コンテンツを全てまるまるコピーして作成
- 一部の文章をコピーして作成
- 文章中の語句を一部置き換えて作成
一部の文章を引用する場合は、引用元ページを明記してリンクも設置する必要があるので注意が必要です。
キーワードの詰め込み
SEO対策のために検索キーワードを可能な限り詰め込む方が上位表示されるように思えますが、不自然に詰め込みすぎるのはかえって逆効果になります。
「これ」「それ」という表現で置き換えた方が読みやすい部分は置き換えるなど、ユーザーの視認性を意識して記事を作成することを心がけましょう。
広告のみで構成されたコンテンツ
商品紹介をメインで記事を書いているアフィリエイトサイトは、一般的な内容だけを記載していると他の多くのサイトとの類似性が高くなってしまいます。そして、そのようなサイトは独自性がないとみなされて低評価を受ける原因となります。
アフィリエイトをメインで考えて記事を作成する場合は、自らの経験談などを含ませることで独自性のある内容にすることを心がけるように注意しましょう。
言うまでもないですが広告を貼りまくっているページは検索エンジンからの評価は低くなります。
質の低い被リンク
SEOにおいて被リンクはページの評価を上げる一つの要因となっていますが、質の低い被リンクはスパム行為とみなされます。
それでは質の低い被リンクとはどのようなものを指すのでしょうか?
- 価値の低いページからの被リンク
外部の低価値のページからの被リンクは、リンク先のページもペナルティの対象となります。 - 無関係なページからの被リンク
コンテンツの価値が低くない場合でも、リンク元とリンク先ページの関係性がない場合は低品質だとみなされてしまいます。
質の低い被リンクの発見方法
通常のブログサイトでは意図的に被リンクの購入などを行なっていない限りは、被リンクによるスパム判定を受けることはほぼないと思います。
しかし、あなたの作成したページの被リンクを把握したい場合は、Googleサーチコンソールから確認することができます。
Googleサーチコンソール > リンク > 外部リンク > 上位のリンクされているページ で被リンクデータが存在すれば表示されます。
クローラへの偽装行為
ページを訪れたユーザーには自然なコンテンツを見せる一方で、裏で見えないようにキーワードを詰め込んだHTMLをクローラに読み込ませることで、検索エンジンからの評価を高くするような手法も存在します。
それらは「クローラへの偽装行為」に該当し、SEOスパムとみなされるので、自分のサイトに存在する場合は修正が必要です。
クローラとは
検索エンジンがWebサイトの内容を正しく把握するために、ページを巡回するプログラムのことを指します。
隠しテキスト・隠しリンク
隠しテキスト・隠しリンクは、ユーザーに見えないように様々な工夫を凝らして、HTML上に検索キーワードやリンクを記述することを意味します。
次のような方法で隠しテキスト・隠しリンクは作成できますが、スパム判定されるため避けましょう。
- 背景と文字を同色にする
- 画像の後ろに隠して記述する
- 文字の大きさを小さくする
クローキング
クローキングはページを訪れたユーザーと検索エンジンのクローラーに対して、それぞれ異なるコンテンツを見せることを指します。
ブログ初心者がこのような裏技を使うことはないと思いますが、念の為頭に入れておきましょう。
まとめ
今回はブログ初心者向けに「SEOスパムの代表的な例と必要な対策」をお伝えしました。
SEOスパムとみなされる行為
SEOではスパム行為は認められていません。スパム行為によって一時的に検索順位が上がったとしても、いずれペナルティを受けることは予想できます。
検索順位を上げたいのであればスパム行為に当てはまらない正当なSEO対策を施していくことが重要です。
以上、【ブログ運用者必見】SEOスパムの代表的な例と必要な対策をお伝えしました!
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